2019-11-24
弁財天堂 天女橋 円鑑池
弁財天堂
尚真王が「高麗版大蔵経」を納めるために造ったお堂。
その後円覚寺の「弁財天」の像をここに移して祀っていた。
第二次世界大戦で消失、その後お堂や像など修復されて現在に至る。
高麗版大蔵経:高麗で彫板・印刷された大蔵経
大蔵経:仏教経典を総集したもの
弁財天:仏教にまつわる神の一柱、七福神の一人
尚真王:第二尚氏王統、第三代国王(在位1477年〜1527年)
天女橋
弁財天堂へ架かる橋。
日本最古の石造アーチ橋。
国の重要文化財であり日本百名橋の1つ。
元々は「観蓮橋」(かんれんきょう)と呼ばれていた。
首里八景の1つ。
円鑑池(えんかんち)
首里城付近の湧水がたまる仕組みの人工池で、
龍淵橋(りゅうえんきょう)を通って龍潭と繋がる。
池の中之島に弁財天堂が建てられている。
龍淵橋(りゅうえんきょう)
円鑑池と龍潭の間の水路にかけられたアーチ状の橋、
天女橋と同年代の建造と推定されている。
円鑑池周辺
首里城
第32軍司令部壕
樹木
歴史を語るアカギの大木
このアカギはトウダイグサ科の常緑広葉樹で、戦前から約1mもの太い枝を首里城の城壁までのばし、道行く人々に涼しい木陰を提供していましたが、去る沖縄戦によって焼かれてしまい、枯れた幹だけが残りました。戦後、その幹も台風で途中から折れてしまいましたが、その後アコウ(クワ科)が寄生し、昔の面影をとどめています。
円覚寺
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