安波茶樋川

安波茶樋川(あはちゃフィージャー)は、古くから安波茶集落の人々に大切にされてきた井泉のひとつです。
『 琉球国旧記(1731年編纂) 』に「安波茶樋川」の記述があることから、18世紀の中頃には存在していたと推定されます。
水道ができる以前、安波茶樋川は人々が生活に必要な水を汲むところで、この水は子どもが生まれた時の産水(ウブミジ)や、正月の若水(ワカミジ)としても利用されました。
また、樋川から流れ出る水は人々の体を育て、健康を保つ霊力があると信じられ、信仰の対象にもなっていました。
安波茶樋川の樋は、四つの琉球石灰岩をつなげて造られており、その長さは約4.8メートルあります。
安波茶樋川は、現在も樋が当時のまま残る貴重な井泉で、人と水の関わりを知る上で大切な文化財です。

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